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自己啓発を今すぐやめよう!

自己啓発にのめり込んで人生をしくじった経験を教訓に、ゆるい生き方を実践中。日々のコトなど思いついたことを綴っています。

 

ネットで専門外の商品を仕入れて官公庁に納入する「せどり業者」に思うこと

 

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先日、ある企業の社長から私の会社のWEBサイトで買い物をしたが、欠品中、入荷予定なしの連絡が来た旨の電話があった。「入荷予定なしとのことだが、どうにかならないか」と執拗に食い下がるのだが、ないものはない。なぜそこまで食い下がるのか不思議に思って詳しく聞いてみると、驚きの答えが返ってきた。

「官公庁物件で御社WEBサイト掲載商品を指定した」

実は私も過去、官公庁に出入りしていたことがあるのだが、出入り業者は購買担当者に頼まれ、要望に合う商品などのスペックを組むことがある。簡単に言えば、官公庁の担当者から「こんなもの欲しいんだけど扱いある〜?」と聞かれた出入り業者が「こんなんだったら用意できますよ〜。」と商品の資料を提出。それを元に入札が行われるのだ。

 

独自の仕入れルートを持たない自営業者が行うネット仕入

当たり前の話ではあるが、普通は自分が持つ仕入れルートで扱える商品を紹介するものだが、最近はネットで手軽に商品を見つけては官公庁でスペックを組み納入する、まるでせどり感覚の業者が増えているそうで、今回、連絡のあった社長もそんな業者だった。その社長にとっては全くの専門外の商品を私の会社のWEBサイトで見つけ、商品ページをプリントアウトし、購買担当者に提出。その後入札が行われ、その社長が落札したのだ。

 

 

 

便利になった電子入札の弊害

現在、ほとんどの官公庁では従来の紙を投函する入札から電子入札へ移行している。電子入札はパソコンに専用のアプリをインストールすることで、会社にいながらあらゆる入札物件を閲覧することが可能で、入札も行うことが出来る。入札に参加する業者が便利になる一方で、前述の社長のような専門外の物件の入札にも気軽に参加できるようになったことで、いざ落札しても納入できないというトラブルが増えているのだ。

 

共通点は全く努力をしないこと 

 こういったトラブルを起こす業者は昔から存在したが、彼らの共通点は「全く努力をしないこと」だ。民間企業としての販促、営業努力をしようともせず、また仕入れに関しても良い物を見つけようという努力をしない。それでモノが売れないのは当然の話ではあるのだが、努力はしたくないから手軽な官公庁物件へと流れていくのだ。

 

さいごに

件の社長には「ないものはないから用意できない」「スペックを組む際にせめて在庫を確認してほしかった。」と伝え電話を切ったが、景気がなかなか回復しないこともあり、このような業者が後を絶たない。ただ、私の経験上、仕入れに力を入れていない業者の商売は絶対に上手くいかないと断言できる。しかし、残念ではあるが目先の売上欲しさにこのような業者は今後も増えていくのだろう。