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自己啓発を今すぐやめよう!

自己啓発にのめり込んで人生をしくじった経験を教訓に、ゆるい生き方を実践中。日々のコトなど思いついたことを綴っています。

 

私がアラフィフの今、アンケートで「どちらとも言えない」が必要だと思うようになった理由

 

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出典:先進医療に対する意識調査 

http://www.nursing-plaza.com/report/details/201206.html

 

アンケートで良く目にする「どちらともいえない」という回答。上のグラフのように全回答の半分以上が「どちらともいえない」だったりすることも多く、以前の私は「それじゃ回答になってないだろう」と、どっちつかずの回答をする人に腹を立てていた。

 

会議では何も発言せずに自分が不利なことには反対

まだ若かった私の目には「どちらともいえない」という回答は、どうみても問題の先送りとしか映らず、当時勤めていた会社で私が一番キライだった会議で何も発言せず、意見を求めてもはっきりしないヤツらとダブって見えた。そいつらは何も意見を出さないくせに、自分に不利になりそうな事柄があると、しっかり反対だけはするのだ。

 

即断即決が良いことだと信じていた30代

自己啓発に燃えていた当時の私は、「判断は素早く」「即断即決」を実践していた。確かに早く決めて行動した方が良いこともある。しかし、自己啓発を辞め、自分なりに様々な経験を重ねアラフィフとなった今 、全てを即断即決する必要はないと思うようになった。というより、今は即断即決などは基本的に必要ないと考えているくらいだ。

 

 

先送りは必ずしも悪いことではない

先送りと言う言葉自体がなんとなくマイナスな印象を受けるが必ずしも悪いことではない。というのも判断をさけ、曖昧な状態を維持していれば、そのうちに外的要因の変化によってコトが上手く運ぶことが世の中には相当あることに気がついたのだ。つまりそれは良い意味での「他力本願」ということだ。

 

外的要因の変化で劇的に進化を遂げたハイブリッド車

身近なところでは今をときめくハイブリッド車も外的要因の変化によって成功した例だ。実はハイブリッド車の大きな飛躍は自動車本体というよりもバッテリー(半導体)とモーターの劇的な進歩によるところが大きい。バッテリーが蓄電容量を増やしつつ、より小さく軽くなり、動力源のモーターが強いパワーを発揮しつつ省電力で小型化することで、高い動力性能と高燃費を両立できたのだ。こういった外的要因の変化で劇的に進化した例では自動車のナビなども有名だ。

 

「どちらとも言えない」は関心度がまだ低いという結果

ただ、だからと言って会議で何も発言しないことが良いこと言うわけではない。やはりその時点での自分の考えはしっかりと口にするべきである。しかし、最近私はこの「どちらとも言えない」には意味があるということに気づいた。それは「どちらとも言えない」はまだ各々に関心度が低い状態で議論していることがまだ理解できていない時に発生する回答なのではないか・・・つまり、これは決定にはまだ時期尚早だという結果の現れではないかと考えるようになったのだ。

 

 曖昧さを維持していくことのむずかしさ

時期尚早であるという結果が得られ、物分りの良い上司が理解を示し、めでたく問題が先送りになったとしても、その先送り後に曖昧な状態を維持していくことが実は一番むずかしい。いや、むしろ曖昧な状態を続けたくないから白黒はっきりさせたいという人の方が圧倒的に多いのではないだろうか。特に組織ともなれば、まさか会議の結果が「いずれなんとかなるよ」だなんてことは許されないし、なんとかなるまでの経費はどうするのだという話になるからだ。

 

さいごに

幸いにも私は今、社員のいない個人事業主だから、この「曖昧な状態」を自分の裁量だけで維持していくことができる。実際、何か問題があっても、いずれ時間が経てばなんとかなると気にせずにいると本当になんとなかるもので、大抵のことは「他力本願」で解決することを知った。いや、むしろ自分が動くことで問題が解決することのほうが圧倒的に少ないだろう。なぜなら私ごときが世の中の流れを変えることなんてハナから出来る訳がないからだ。