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自己啓発を今すぐやめよう!

自己啓発にのめり込んで人生をしくじった経験を教訓に、ゆるい生き方を実践中。日々のコトなど思いついたことを綴っています。

 

【感動実話】数ヶ月かかって、ついに認められた1本の毛の話

床屋 みだしなみ

 

私はいわゆる髭面。口ひげとアゴひげを生やしているのだが、もともと体毛も薄いこともあり、ひげも決して濃い方ではない。だから生やし始めて何年も経つが未だに伸ばし中(生え揃え)の身である。

 

床屋に行くと毎回剃られてしまう1本の毛

私は月に1回床屋に行くのだが、その際、顔剃りでどうしてもひげの一部とは認められずに剃られてしまう1本の毛があった。

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毎回顔剃りの時、「ひげは残しますよね?」と尋ねられ「お願いします」と言っているのだが、この毛はひげの一部とは認められていないようで、必ず剃られてしまうのだ。

 

認めてもらえる日が必ず来ると信じて

このことを奥さんに話したら「剃らないでって言えばいいじゃん」と言われたのだが、私はあくまでもこの1本の毛が立派なひげとして床屋で認められることを望んだ。私が言うのではなく、床屋自身にひげだと認めさせたかったのだ。

 

 

数ヶ月で起こった微妙な変化

しかし、そんな思いをよそにその後も床屋に行くとサクッと何の躊躇もなく剃られてしまう1本の毛。6ヶ月くらい経ち、もうダメかと諦めかけた時、ある変化が起きたのだ。

なんと、問題の毛とひげの間に産毛が生えてきたのだ!

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もし、この産毛がすくすくと育ち、立派なひげになってくれれば例の不幸な1本の毛もついにひげと認めてもらえるかもしれない。私はその時、まだ弱々しい生まれたての産毛達を見てアゴに期待を膨らませた。

 

順調に育つ産毛、ひげに一体化する例の毛

髪が伸びたので、この産毛騒ぎの後、私はすぐに床屋に行ったので例の毛はやはりいつもどおり剃られてしまい、勝負は次回に持ち越された。その後、産毛も順調に育ち立派なひげとなり、今まで孤立していた例の毛はすっかりひげの一部としか見えないようになっていた。

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およそ2ヶ月後、ついにその日が来た!

「もう大丈夫だ、今日は剃られない」そうひげに言い聞かせ、意気揚々と床屋へ向かう私。カットも終わり、ついに問題の顔剃りが始まった。しばらくして「おつかれさまでした」と椅子を起こされ鏡を見ると・・・なんと例の1本が剃られていないでないか!ついにこの日が来たのだ!苦節6ヶ月位、何度剃られてもくじけずに生え続けた彼には「本当にお疲れ様」と声をかけてあげたい。

 

その時アゴをさすりながら私は静かに呟いた・・・・「もうカミソリに怯える人生とはおさらばだ。」

*少し盛っているが、基本的にはノンフィクション。