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自己啓発を今すぐやめよう!

自己啓発にのめり込んで人生をしくじった経験を教訓に、ゆるい生き方を実践中。日々のコトなど思いついたことを綴っています。

 

いい歳して全く使えない新人社員の隠された過去

今週のお題

 

私が以前勤めていた零細企業にある日、新人社員が入社した。営業職として入社した彼は30代後半の男性で、私の第一印象は「ダメな奴」だった。

事前に入社さえ知らされていなかった私に社長が営業同行を命じ、仕方なく連れて歩いたが、第一印象通り、本当に使えない人だった。あまりにも使えないので私と同じ低学歴なのかと思い本人に聞くと、まさかの大卒で、前職は地元で有名な商社だった。

 

大手商社出身に期待した社長

どうやら、社長はこの「大手商社」に惹かれたらしく、この新人に大いに期待をしているようだったが、すぐにその期待は裏切られることになる。なんと彼が担当する得意先の売上がことごとく減っていくのだ。売上が減少している理由を本人に聞いても、なんら具体的な回答もなければ、売上を補填するための計画もない。つまり彼は何も考えていなかったのだ。

 

転職先、全てが倒産していた

後でわかったことだが彼は大学卒業後、確かに大手商社に就職するが、その商社が経営破綻する前に転職、そして次の転職先も倒産前に転職、また次の転職先も支店閉鎖前転職。つまり3回の倒産を経験したダメ業界のエリートだったのだ。社長にそのことを問いただすと「履歴書にはそんなこと書いてなかった。」と責任回避に走り、しまいには逆ギレしだす始末。

 

たった1人の社員に食いつぶされる零細企業

私は社長に何度も彼の解雇を勧めたが、社長はお気に入りを解雇することが出来ず、他の人が稼いでも稼いでも、彼に会社を食いつぶされていくことになる。ダメな社員1人いれば零細企業なんて簡単に傾くことを私はその時目の当たりにするのだ。

 

会社に体力がなくなると自ら退職

彼はその数年後(食いつぶすだけ食いつぶした頃)もう会社に自分を雇う体力がなくなったと判断し、あっさり自分から退職していった。今までの転職時も多分こうだったのだろう・・・。

会社が傾き始めた時に売上の減少を食い止めるべく、新規顧客の開拓を何度も彼に促すしていた時に彼が逆ギレ気味に言った「新規なんてとれません!」という言葉が今でも忘れられない。