自己啓発を今すぐやめよう!

自己啓発にのめり込んで人生をしくじった経験を教訓に、ゆるい生き方を実践中。日々のコトなど思いついたことを綴っています。

 

納品しかしない営業なんて運送会社で充分だという話

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先日、仕入先メーカーから1通の封書が届いた。開けてみると本社の女性の似顔絵が入った手紙で、今後はその女性が担当窓口になるとのことで、その挨拶状であった。ちなみにこのメーカーには私の会社を担当する営業がいる。だから、私は営業のアシスタントになるのであろうと解釈したが、どうやらそういうことではないようだった。

 

 

様々な問い合わせに対応する便利な担当窓口女性

その後、例年通り、メーカーから今期の最新カタログや価格表が送られてきたのだが、すぐに担当窓口の女性から「カタログと価格表は届いておりますでしょうか」と、フォローの電話があった。詳しい資料やご要望などがあれば、いつでもご連絡下さいとのこと。話し方にも気持ちがこもっていて素晴らしい対応だった。

 

営業の仕事とは一体なんなのか

で、ここで大きな疑問が生まれる。これは本来、営業がやる仕事ではないのだろうか。営業とはお客様とのパイプ役であり、お客様のフォローをすることが仕事ではないか。少なくとも私はそう考えている。しかし、こういった普通のことが出来るメーカー営業を私は残念ながら余り見たことがない。

 

私の属する業界で古くから続く定期出張という慣習

私の属する業界のメーカー営業には定期出張という慣習がある。事前に出張のご案内がFAXされ予定していた日時に来社する。しかし私のような零細企業は経営者は第一線で働かなくてはならないため外出も多く、一方的に来社日を決められることに少々不満もあるが・・・・まぁ、ここまではまだ許せる範囲だ。

 

全く情報を持たず、世間話に徹する営業マン

しかし、来社しても新しい情報を持ってくるどころかチラシの1枚も持参することはなく、こちらが持つ情報を聞き出そうとするばかり。それ以外は面白くもなんともない世間話をするだけだ。私も業界に入ったばかりの頃は世間話にも付き合っていたが、さすがに今はもう正直うんざりしている。私の興味のある話ならまだしも、営業マンが個人的に好きなことの話題など聞いてもただの時間のムダだから。

 

納品という仕事が主体の営業マン

零細の営業というと主な業務に受注した商品の「納品」があるのだか、集金業務もない現代では営業車を用意して営業マンに給料を払うより運送会社に委託したほうが早くて安い。しかし、多くの零細営業マンは今も納品に走る。そして、コンビニの駐車場で昼寝する毎日だ。私はもともと若い頃から営業という仕事に疑問を持っていたこともあり、私の経営する会社に「営業マン」はいない。理由は前述した通り、納品だけしかしないなら営業マンなどいらないからだ。

 

営業の本来の目的は売上を作ること

当たり前の話だが、営業マンの本来の目的は売上を上げることだ。そのためのパイプ役であり、メーカー営業なら販売店がいかに自社の商品を売りやすい環境を整えられるかが売上を伸ばすカギになる。しかし、多くのメーカー営業マンは自社の都合ばかりの押し売りで、「これが売れています」とか「これが主力商品です」などと繰り返すだけ。営業マンが見ているのは客の顔ではなく自分の会社の上司や社長の顔色なのだ。

 

まとめ

このような理由から今は営業マンを使わずに会社を営んでいる。今はというのは過去には営業を雇っていた時期もあるからだが、皮肉にも営業マンを雇っていた時代よりも現在の方が業績が良い。もちろん、世の中には優秀な営業マンもいるのだが、私のような零細企業に、そんな優秀な人材を確保することはリクルート費用を含め、現実的には不可能だ。求人の際、よく言われる「社長より優秀な人は来ない」という言葉がアラフィフの今になって妙に説得力のある言葉に感じている。