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自己啓発を今すぐやめよう!

自己啓発にのめり込んで人生をしくじった経験を教訓に、ゆるい生き方を実践中。日々のコトなど思いついたことを綴っています。

 

松岡修造さんの日めくり『ほめくり、修造!』に思うこと

前向き言葉の話 夢とか情熱の話 意識高い系の話 自己啓発の話

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ミリオンセラー、松岡修造さんの日めくり第2弾 『ほめくり、修造!』が9月18日に発売決定! | PHP研究所

 

 前回の「まいにち、修造!」が大ヒットした時点で出るだろうと思っていた第2弾。やっぱり出たようで、しかも売れ行き好調らしい。

 

「ほめくり」とは、「ほめ言葉×日めくり」の意。「人は、ほめられれば嬉しくなり、成長する力がわいてくる! ならば僕が日本の皆さんを本気でほめまくります!」。そう語る松岡修造氏が、日本人のまいにちをほめて、ほめて、ほめまくる渾身の日めくりです。

 

前回が応援で、今回は褒め言葉。確かにほめられると気持ちイイよね。特にある程度の年齢になると人から褒められることが少なくなるから。

で、このほめられると成長することを真っ向から否定しているのが、これまた最近流行の「アドラー心理学」 

president.jp

 

アドラー心理学では、「褒める」ことを徹底的に否定する。それどころか「叱る」ことも、そして「教える」ことさえいけないという。

 

 全部ダメなのかい!

と、叫びそうになるのを堪え、読み進めてみると・・・・

 

理由は、「褒めることは相手の自律心を阻害し、褒められることに依存する人間をつくり出してしまうことになるから」だとアドラーは言う。「もう一度褒められたい」と願うことは、すなわち褒められることへの依存であり、褒められることばかりやろうとする姿は自律性を欠いた状態にほかならない。

 

 

つまり、ワンコみたいになっちゃうってことか。 

 

裏返していえば、人を褒めるという行為は、相手の自律性を奪って、コントロールしやすい都合のいい人間に仕立てようとしている行為だということになる。

 

 

ああ、やっぱり。

 

ま、修造さんの場合は冗談みたいなもんだからね、そんなに真剣に捉える必要はないんだけど、「ほめて伸ばす」ってことについて、アドラーさんはワンコになっちゃうからダメだと全否定しているわけだ。

昔、うちの会社にもやたらと「おれ、やりました!」的なアピールをしてくる営業がいたんだけど、あれは褒められたかったんだな、きっと。ほめなかったけど(笑)

 

で、大いに納得したのがこのくだり

 

「いいね!」中毒になっていないか

たとえば、フェイスブックに投稿したのに「いいね!」がつかないと不安になってしまう人が多いのではないだろうか。アドラー流に言えば、こうした不安感は、「賞罰教育を受けて育った人が、褒めてもらえずに陥る精神状態」ということになるだろう。

 

そうか、Facebookに投稿した後、何度も何度もスマホで確認してる人ってこういう心理なのか〜。で、褒められたいから盛っちゃうんだなぁ・・・「もっと褒めて!もっと褒めて!」って・・・

やっぱりワンコだな(しつこい)

 

さいごに

このアドラーさんの考え方にはかなり賛同する部分があるのだけど、もともと「褒めて伸ばす」が良いとされた教育を受けた人が会社で育てる側に回っている限り、褒めない人材育成は実現できないよね。でも確かに褒めなくたってヤル人はヤルし、褒めたってヤラない人はヤラないってことは私も社会に出て大勢見てきたわけで・・・

少なくとも育てる側の上司が部下に好かれたいと思っているうちは何も変わることはないのでしょうね。

 

(日めくり)ほめくり、修造! ([実用品])

(日めくり)ほめくり、修造! ([実用品])

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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