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自己啓発を今すぐやめよう!

自己啓発にのめり込んで人生をしくじった経験を教訓に、ゆるい生き方を実践中。日々のコトなど思いついたことを綴っています。

 

「幅広いお客様に」という言葉でバレる意識高い系営業マンのダメさ加減

営業マン 意識高い系の話

 

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仕事柄、様々なメーカーの営業マンから様々な新商品を紹介されるが、そんな時、私は必ず「これは誰が使うの?」「使うとどんなメリットがあるの?」という2つの質問する。そして意外かも知れないが、こんな当たり前の質問を的確に答えられる営業マンが本当に少ないのだ。

 

新商品紹介でやってきた「意識の高いデキる営業マン」

メーカーの営業マンは大抵の場合、会社が用意した資料やパンフレットを持って新商品の紹介にやってくる。先日も自称「意識の高いデキる営業マン」がやってきたのだが、それはもう自信満々に新商品の説明を始めた。ある程度説明が終わったところで前述したいつもの質問を私がすると、彼は「幅広いお客様に」と自信満々に言い切った。

 

「幅広いお客様に」が模範解答だという勘違い

私も長く業界にいるので、初めて見る新商品でも現物を見れば大抵の場合、企画した人間の意図やターゲットが理解できる。そして今回の新商品についてもすぐに理解したのだが、なぜならば、それは明らかにある顧客層を狙ったもので具体的な不満の解決策が盛り込まれた商品だったからだ。そんなベクトルのハッキリした商品を「幅広いお客様に向けて」と答えた時点でワタシ的にはもう「バカ決定」なのだ。

 

顧客層を絞ると売れなくなるという勘違い

彼のようなバカ営業マンのほとんどは顧客層を絞るとそこにしか売れなくなるという大きな勘違いしている。だからつい「幅広いお客様に向けて」という便利な言い回しを使いたがるのだ。しかし、小売業や販売業を長年やっている人なら間違いなく、ターゲットや使うメリットが見えない商品は売れないと口を揃えて言うはずだ。

 

特徴のない人は嫌われないけど好かれない

私も商売をやってきて、どんなに値段が安くても訴求がぼやけた商品が全く売れないという現実をイヤと言うほど見てきたからわかるのだが、それは商品だけの話ではない。例えば、初めて会った人でも人当たりの良い可もなく不可もなく的な人より、どこか偏っている人の方が間違いなく印象に残る。つまり、多くの人に好かれようとすると嫌われない代わりに特別誰にも好かれなくなるのは人間だけの話ではないということなのだ。

 

さいごに

もちろん、訴求のぼんやりした商品でも良いという人もいるし、安ければなんでもいいという人もいる。しかし、少なくとも、商品を企画した人間には明確な目的があるのに可もなく不可もなく的な説明がされている状態は企画や生産に携わるものに対して失礼であり、非常に残念な現実だ。メーカーの教育がなっていないと言えばそれまでだが、営業マンが自ら学ぶことだって出来るし、そもそも一度でいいから自分でその商品を使ってみれば良いのではないだろうか。もし本当に自分が「意識の高いデキる営業マン」だというのなら。